あなたはどうする?相続を考えている人を調査しました

あなたはどうする?相続を考えている人を調査しました

相続とは財産や権利等を配偶者や子供・孫に受け継ぐことを言います。そこで今回は年齢・性別不問で100人の方を対象にして、相続に関してどのくらいの方が、どのように考えているのかをアンケート調査しました。また、その回答結果に対する回答理由も一緒に答えてもらい、なぜその考えに至っているのかも調査しています。
5
【質問】
相続を考えている?

【回答数】
考えている:20
少しは考えている:33
考えていない:44
その他:3

身近に感じられない!?相続を考えている人は少ない

相続に関するアンケートの結果、「考えていない」は全体の44%を占めており最も多い結果となりました。

・まだ、今は元気だし、そもそも相続するような財産もありません。(40代/女性/パート・アルバイト)
・相続のことについては全く考えていません。その時がきたら考えます。(40代/男性/無職)
・年齢的にまだ関係ないのと、あまり真剣に相続を考える程の財産も無いので。(40代/男性/正社員)
・自分たちの気持ち的にまだそのようなことを考える余裕がないから。(20代/女性/パート・アルバイト)

今回のアンケートは年齢不問で行っているため20~30代の人にも回答を受け付けました。そのためか、この回答に限っては20~30代の回答数が約67%と偏った年齢層となっており、「年齢的にも、現在の財産を考慮しても考えていない」という回答理由が目立つ結果となります。他の回答は個人的な理由で「考えていない」ようですが、全体を通して見えてくることは「相続」というものが身近なものとして感じられていないため、相続に関して具体的に考えられないようです。

あまり積極的に相続を考えていない!?

次に多い回答は「少しは考えている」、さらに「考えている」「その他」の順で回答数が多くなっています。
これらの回答理由は一部ですが以下通りです。

・一生独身、子どももいないので自分が死んだ後のことは元気なうちにいろいろと決めておきたいと思っています。(40代/女性/無職)
・相続でもめる親族が多いと聞くので、あらかじめ相談しておいて、その時が来て大きな喧嘩にならないようにしたいと思っています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・一人っ子なうえ、本家の孫にあたる世代も自分だけなので、嫌でも土地などを相続することになる。(40代/男性/正社員)
・考えていたけれど、放棄も視野にいれています。理由は親族の嫌がらせが精神に支障をきたし始めてきたから。(50代/女性/正社員)

この回答理由で特に目立っているものは「遺産蔵族する際に兄弟・親戚で揉めないため」でした。この回答を含め、他の回答を見ても同様に積極的に相続に関して考えている回答は少なく、後に起こる問題を焦点として、今のうちに回避するため考えているようです。
このような理由から、「考えている」と積極性のある回答が少なくなり、「少し」の方を選んでしまうのかもしれません。

相続を考える人は年齢に比例している

アンケート全体を見ると「少しは考えている」「考えている」の二つを回答した方の中で、「自分の遺産を相続したい」と積極的な回答をしている方は年齢層が高く、「後の問題を解消するため仕方なく」と相続に関して消極的な回答をする方は比較的若い方に集中していました。年齢的に若い方の場合、自身の貯蓄・財産や親・親戚が元気に生活しているため、「相続」ということに関してまだまだ身近に感じることができず、具体的に考えることができないのかもしれません。
相続というものは年齢に関係なく、いつかは考えなければならないため、慌てず対応しないように早いうちに相談して準備しておきましょう。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年09月08日~2017年09月22日
■有効回答数:100サンプル

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