日本は四季がはっきりしているため、その季節ならではの楽しみ方ができます。一方、季節に合わせた衣類の用意が必要なため、衣服費がかさむほか、使わない衣類の収納に困るかもしれません。また、帰宅後に脱いだ衣類をどこに置くのかも大きな課題ではないでしょうか。冬の外出着としてコートは代表的存在ですよね。そこで、外出先から戻った後、脱いだコートをどのように保管しているか、男女100人のみなさんから実践方法をうかがいました。
【質問】
寒いこの季節、帰宅後脱いだコートはどうしてる?
【回答数】
ソファや椅子にかけたまま:17
ハンガーにかけてクローゼットへ:20
ハンガーにかけて部屋内に干す:38
自室のハンガーラックにかけておく:16
その他:9
ハンガーにかけて部屋干し!その後はきちんと収納する人も
アンケートの結果、「ハンガーにかけて部屋内に干す」と答えた人が最も多いことがわかりました。
・寒い日は毎日着るので、すぐ着れるようにクローゼットには入れず部屋に干します。(30代/男性/個人事業主)
・クローゼットに出し入れするのは面倒なので、部屋内の物干し竿にかけています。(40代/男性/個人事業主)
・冬でも結構汗をかくので、ハンガーにかけて部屋の中に干しています。(40代/男性/無職)
・いきなりクローゼットに入れると、コートに付いた匂いが他の衣類に付きそうで嫌だから。クローゼット外で一度匂いを取ってからしまう。(30代/女性/無職)
コートを部屋干しすることで、外出時にはすぐに手に取れるほか、収納場所から出し入れする手間暇が省けるようですね。また、汗をかきやすい人は、部屋干しが無難かもしれません。これらの回答もあり、部屋干しには簡単にできることがメリットであることが分かります。一方、クローゼットなどに収納するとの声も寄せられました。ただし、いったん部屋干ししてニオイなどを落ち着かせることがポイントになるようです。コートは外出時に着用する頻度が高いものですよね。しかし、部屋に干しっぱなしにする人だけでなく、きちんと収納する人がいることも分かりました。
どこに置くかは間取りや機能性が関係!さらに着用する枚数なども
アンケートの結果、「ハンガーにかけてクローゼットへ」に次いで「ソファや椅子にかけたまま」「自室のハンガーラックにかけておく」の順となりました。
・食べ物の匂いがつくのが嫌なので、コートは脱いだらすぐにクローゼットにしまっています。(40代/男性/正社員)
・玄関に靴を履いたままの状態でかけられるクローゼットがあるから。(30代/男性/正社員)
・かける場所が二階にあるためいちいち面倒。出かける時にスッと取って着られるので、つい椅子の背もたれに掛けたままにしてしまいます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・その季節の間の使用頻度が高い上着は、いつでも素早く着用して外出出来る様に、そうしています。(30代/女性/専業主婦(主夫))
クローゼットに収納することで、室内のニオイを防ぐ働きが期待できるようです。収納しやすい場所にクローゼットがあると利用しやすいこともわかりました。その一方、収納場所がすぐ近くにない場合は、イスなどを代用したほうが手っ取り早いのかもしれません。複数の上着を愛用する人から寄せられた、ハンガーラックがあると重宝するとのコメントにも頷けました。このような意見もあり、コートをどこに置くのかは住居の間取りや機能性はもちろん、着用する機会が多い枚数などが関係するといえるようですね。
コート類も含め衣類の収納スペースには余裕が必要
回答者のうち約4割は、帰宅後に脱いだコート類をハンガーにかけて部屋干しすることがわかりました。類似の方法としてハンガーラックの利用があり、頻繁に着用する上着の枚数が多い人などは便利だといえるようです。また、クローゼットへの収納を積極的に行なうためには、ストレスなく使える場所選びが大事かもしれませんね。家族の人数が多い家庭では、衣類の収納スペースに余裕を持たせる必要性がでてきます。自宅のリフォームを考えている人は、使い勝手のよい動線づくりを検討してはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年12月12日~2018年12月26日
■有効回答数:100サンプル